慢性疲労症候群

【病気】疲労を引き起こす病気と慢性疲労症候群

疲労を引き起こす病気について

疲労は病気によっても起こりえます。
たとえばうつ病。これは「うつ病によって」全身の疲労感や心の疲労感を感じるものです。睡眠障害によるものは、「眠れない→体を再生するホルモンの働きが弱まる→結果として疲労感が蓄積される」という過程をたどります。自律神経失調症になると、食欲不振がおこるケースが多いです。食欲不振によるエネルギー摂取量の低下や栄養バランスの偏りは、疲労感の原因になります。
ほかにも、糖尿病や低血圧賞、肝硬変、リウマチ、精神的なトラウマによるものなどなど、疲労感を引き起こす病気はかなりの数に上ります。

慢性疲労症候群とは何か

上記の病気由来の疲労感は、ある意味対処が楽です。というのも、病気の治療=疲労感の改善につながり、原因が特定されているからです。
しかし、少数ながら、疲労感の原因が不明な病気というものがあります。つまり、「○○という病気が理由の疲労」ではなく、「疲労するという病気であるけれど、何が原因かわからない」というものです。この病気は慢性疲労症候群と呼ばれています。
慢性疲労症候群は、他の病気(または精神的疾患)の可能性がすべて否定されてはじめてつけられる病名であり、原因はわかっていません。非常に強い疲労感が続くのですが、深刻度が伝わりにくく、患者は周囲の対応に苦慮します。完治は非常に難しいのですが、改善しないわけではありません。アメリカでは、全体の0.3パーセントがこの病気で苦しんでいるとされています。